大阪・北新地のバーで、男性客に酒を飲ませて昏睡させた上、現金などを奪ったとして、中国籍の経営者の女らが逮捕されました。

 昏睡強盗などの疑いで逮捕されたのは、大阪・北新地のバー「Monica」の経営者で、中国籍の董春雨容疑者(40)ら女5人です。

 董容疑者らは4月下旬、客の40代男性に酒を飲ませて昏睡させ、財布から6万円近い現金とクレジットカードを奪ったうえ、カードを勝手に使用し約8万円を奪い取ったなどの疑いが持たれています。

 警察は5人の認否を明らかにしていません。

 警察によりますと、この2年間で同様の被害相談が60件ほど寄せられていて、被害総額は約2000万円にのぼるとみられ、実態解明を急いでいます。