栃木県小山市では、竹などで作った巨大な蛇を担いで五穀豊穣などを願う祭り「間々田のじゃがまいた」が行われました。
【映像】祭りの様子
かけ声とともに担いでいるのは、龍の頭をした長さ15mを超える巨大な蛇です。竹やワラ、シダなどを使って作られ祭りでは「ジャ」と呼ばれます。「間々田のじゃがまいた」は、小山市の間々田地区で約400年続く伝統行事で、2019年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
祭りの目玉は、雨乞いなどの意味を込めた水飲みの儀式です。7体の「ジャ」が間々田八幡宮の池に頭を差し入れ、水しぶきをあげながら水を飲みます。担ぎ手たちがジャを上下させて池の中を泳ぎ回ると、大きな歓声が上がっていました。
「すごく勢いがあって楽しかったです。私も子どもの頃に参加していたので、心が熱くなりました」(訪れた人)
(ANNニュース)