警察庁は、運転者講習を受講する必要がある自転車の危険な違反について、11月から「酒気帯び運転」と「携帯電話の使用」を加えることで最終調整に入りました。

【映像】「酒気帯び運転」「携帯電話の使用」が講習対象へ

 警察庁は道交法改正に伴い、11月から、違反した際、免許センターでの講習命令が出される自転車の危険行為について、「酒気帯び運転」と「携帯電話の使用」の2種類を加えることで、最終調整に入りました。信号無視、通行禁止違反、遮断踏切の立ち入り、ブレーキの整備不良など従来の15の違反に、新たにこれらが加わるようになります。

 講習は3時間、手数料として6000円がかかります。受講命令に従わない場合、5万円以下の罰金が課されます。

 自転車の違反をめぐる検挙件数は、2014年の8000件から毎年増加の一途を辿り、去年は4万4000件以上でした。(ANNニュース)