【MLB】ダイヤモンドバックス 0−8 ドジャース(5月1日・日本時間2日/フェニックス)

 ドジャースの山本由伸投手がダイヤモンドバックス戦に先発登板。3回に剛球で打者のバットをへし折ると、打者は“マジか”とでもいうように驚きの表情を見せた。

【映像】山本由伸、あわやバット直撃で“ヒヤリ”の瞬間

 ドジャースが6点リードの3回、1死走者なしの場面で山本は1番のマッカーシーと2度目の対決を迎えた。カウント1-2からの5球目、山本はインコースに96.2マイル(時速約154.8キロ)のストレートを投じる。マッカーシーはこのボールにバットを合わせたが、ボールがやや根本付近に当たるとマッカーシーのバットは裂けるように折れてしまった。

 バットを粉砕されたマッカーシーは“ワオ!”とでも言っているかのように驚きの表情を浮かべる。打球が山本に向かって飛ぶと同時に、さらに折れたバットも山本をあわや強襲というヒヤリとした場面もあったが、山本は冷静に避けつつ落ち着いてボールを処理し、ピッチャーゴロにする好プレーを見せた。

 この日も要所で魔球“ヨーヨーカーブ”を決めるなど好投をみせた山本は、大谷翔平が完全休養で不在となった試合で6回94球を投げきり、被安打5の無失点、5奪三振で3勝目をあげた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)