【MLB】メッツ0-1カブス(5月1日・日本時間5月2日/ニューヨーク)        

【映像】今永昇太のストレートで打者に“異変”

5月1日(日本時間(5月2日)に米・ニューヨーク州ニューヨークのシティ・フィールドで行われたニューヨーク・メッツ対シカゴ・カブスの一戦で、カブス・今永昇太が披露した“捉え難いストレート”が、ネット上の野球ファンの間で話題となっている。

1-0、カブス1点のリードで迎えたこの試合の6回裏・メッツの攻撃、2死走者なしの場面で、メッツ3番のジョーイ・ウェンドルに対し今永は、外を突く配球でカウント1-2と追い込むと、勝負球の4球目は、内角高め、ボール気味のコースへと投じた釣り球、145km/hのストレート。これをウェンドルは打ちに行くも、バットは空を切り、あえなく空振り三振に。この回、先頭の1番タイロン・テイラーから空振り三振を奪ったのも、対ウェンドルと同様に、高めに投じた釣り球気味のストレート。その際、テイラーがボールの下を振りに行っての空振りであったことからもわかるように、今永はMLBの投手としては小柄であることを活かす形で、低い位置から投じる伸びのあるストレートで、相手打者を幻惑。実速度よりも手元での伸びと威力を感じさせるストレートを効果的に使う頭脳的なピッチングでこの日もメッツ打線を翻弄し続けることとなった。

こうした今永の武器ともいえる“捉え難いストレート”に、日米の野球ファンも大注目。ネット上の野球ファンからは「今永の身長やとメジャーの大柄の選手から見たらアンダースローみたいな浮き方するのかもしれんな」「ライジングボールみたいな球なんよな」「140km/h台に見えないんだよな」「今永がこんなに無双するなんて」「あのゾーンの釣り球ってすげえ効果的よな」「打てそうで打てない」「そりゃキレるわ」「むしろ最初からMLBの方が合ってた定期」といった様々な反響が巻き起こっている。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)