【明治安田J1リーグ】川崎フロンターレ 3−1 浦和レッズ (5月3日/等々力陸上競技場)                             

【映像】中島翔哉、バナナを咥えたままピッチに駆け込む一部始終

 自由な人間性が滲み出た行動に多くの視聴者が思わず笑ってしまったようだ。浦和レッズの元日本代表MF中島翔哉が、バナナを頬張りながら後半のピッチへと向かう姿がカメラに映し出された。これにはファンも「ホント自由だなw」「何回も見ちゃう中毒性があるw」とSNSで多くの反応が見られた。

 話題のシーンは後半開始直前のハーフタイムのことだった。ロッカールームからピッチへと向かう通路をカメラが映し出すと、浦和レッズの10番中島翔哉が現れた。しかし、その口元を見るとバナナらしきものを咥えていた。中島はバナナの皮のようなものをスタッフに渡すと、受け取ったスタッフは「食べながら行くの?」と言わんばかりの顔で振り返るが中島はお構いなし。何事もなかったかのように軽快に階段を駆け上がりそのままピッチへと入場した。

 この自由奔放な中島の行動に視聴者は「自由人だなぁ(笑)」「ホント自由だなw」「自由にプレーする中島翔哉!!!」「あんなにバナナをくわえて走り回る人を見たのは初めて
」「なんか食いながら中島翔哉でてきたww」「バナナ食いながらピッチ入るのワロタ」「バナナくわえながらピッチインw大好きやw」「こんな寸前に食べてて口の中違和感ないのかな?(笑)」とその自由すぎる行動に思わず笑ってしまったファンの反応が相次いだ。

 中島はこの試合、35分に同点弾となった大久保智明のヘディングシュートをピンポイントクロスでアシストを披露。前節の名古屋グランパス戦でも、終了間際にスキルフルなボールタッチでハイレベルなボールキープを見せ、観客を沸かせたシーンが話題となっていた。

 26分には中島が自らシュートした後、満面の笑みを浮かべる姿が映し出されると、解説を務めた水沼貴史氏は「いろいろなアイディアを持っているし技術も高いし、いいプレーが多いですよね」とコメント。さらに実況を務めた桑原学氏は「今のようにニコニコしながらプレーしている時が一番怖いんですよね」と中島が楽しそうにプレーしているときこそ、危険なプレーヤーであると言及した。

 試合は中島の健闘も虚しく、浦和が川崎に1−3で敗退。まるで子供が公園で遊んでいるかのような自由で創造性豊かなプレースタイルと同様に、バナナを頬張りながら入場してしまう中島の自由奔放な性格が垣間見えた瞬間だった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)