【MLB】ドジャース2−7ロイヤルズ(6月15日・日本時間16日/ロサンゼルス)

 大谷の調子がどうもオカシイ…? ドジャースの大谷翔平が「2番・DH」で先発出場するも、この日は3打数無安打で沈黙。かつてマリナーズ、ブルージェイズなどで活躍した野球解説者の川崎宗則氏は、第3打席での大谷のバッティングフォームに関する“微妙なズレ”を指摘した。

【映像】大谷に“微妙なズレ”があらわれた一球

 大谷は「2番・DH」で先発出場。5回裏の第3打席、ロイヤルズ先発・ルーゴに対してフルカウントまで粘り、8球目に内角高めのフォーシームへアプローチ。しかしこれが一塁手に捕球され、ベースカバーに入ったルーゴと競争となって判定はアウト、凡退した。大谷はこの日の第1、2打席も引っ張った末にセカンドゴロに倒れており、現地スタジアムの観客は深いため息をついた。

 この内容に対して解説の川崎氏は「変化球がたくさんある中で、(打ちごろの)真っ直ぐで『ハッ!』と振ったのですが、まだ振り上げている感じが強すぎる。もうちょっと打ち下ろしていくと(打球が)上がっていくと思います」と説明した。また捕手・フェルミンによる外角中心の組み立てには「配球も上手でしたよ」と賛辞を送っていた。

 前日は今季25度目のマルチ安打で“6月男”の真価を発揮かとファンも沸いたが、この日の内容にはがっかり。コメント欄には「生き返れ大谷」「大谷休養が必要かな」「ボールの上っ面やな」「アッパースイングするんや」「力むよね」と状態を案じる声が立て続いていた。なお試合は山本由伸が緊急降板後、中継ぎ投手トライネンが満塁弾を被弾。7回裏、2死走者一、二塁の反撃チャンスも頼りのフリーマンが凡退、2対7で敗れた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)