【MLB】ホワイトソックス0−4ドジャース(6月26日・日本時間27日/シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手がホワイトソックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。第1打席で2試合連続、今季3発目となる25号先頭打者ホームランを放ち、自身の持つ日本人選手最長を更新する10試合連続打点をマーク。ドジャースの球団記録も69年ぶりに塗り替えた。また敵地での2試合連続先頭打者弾は球団史上初の快挙だった。

【映像】大谷翔平、2試合連続先頭打者弾の衝撃

 この日のホワイトソックス先発右腕フェディは昨季韓国リーグで投手3冠、シーズンMVPを獲得しており、今季はホーム6先発で負けなしの4勝を挙げている相手。注目された第1打席で大谷は、2試合連続となる先頭打者アーチを右中間スタンドに叩き込んだ。

 ベッツに代わり1番に入って9試合で3本目となる先頭弾は打球速度113.9マイル(約183.3キロ)、飛距離437フィート(約133.2メートル)の完璧な1発。これで大谷は自身の日本選手最長記録とドジャースの球団記録を更新する10試合連続打点とし、メジャー通算500打点まで残り2打点とした。また、敵地での2試合連続先頭打者アーチは球団史上初となった。

 第2打席は無死一、二塁から勝負をしてもらえず四球。満塁のチャンスを作るとフリーマンのタイムリーツーベースで4点目のホームを踏んだ。第3打席は初球を打ってサードへのファールフライに倒れた。

 第4打席でも四球を選んで出塁。この日は2打数1安打1本塁打1打点。打率を.322に上げリーグトップを堅持している。本塁打数はナ・リーグトップを独走。チーム82試合目での25号は年間49.4本ペースで、これはドジャースの1シーズン最多本塁打となる2001年のグリーンの49本を上回るペースとなる。記録を更新し続ける絶好調大谷の活躍で勢いに乗ったドジャースが4連勝を飾った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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