韓国・ソウル近郊のリチウム電池工場で発生した火災で、これまでに16人の死亡が確認されました。

【映像】激しく損傷した工場

 午前10時半ごろに京畿道・華城のリチウムバッテリーの製造工場で発生した火災で、消防はこれまでに15人が遺体で見つかり、先に心肺停止の状態で見つかった1人と合わせ16人の死亡が確認されたと発表しました。

 死者のほとんどは燃え方が激しい2階部分から見つかったということです。また、やけどや煙を吸うなど7人がけがをしています。

 避難した工場関係者によりますと、バッテリーの1つから始まった爆発的な燃焼が発端だったといいます。

 この工場には外国人労働者も多く、火災で名簿が焼失するなどしたため当時の正確な人数の把握が困難な状況で、まだ6人と連絡が取れていません。(ANNニュース)