大谷翔平が「2番・DH」で出場

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は4月30日(日本時間5月1日)、敵地ダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発予定だったが、蜂の大量発生で試合開始が遅れた。珍しい光景が広がる中、開始を待つ間に現地で流れていた音楽に、ネット上の日本人ファンが注目。「流すセンス笑」「洒落がきいてる」と称賛の声が上がっている。

 選手たちもベンチから乗り出し、上を見上げていた。チェース・フィールドの本塁裏のネット部分に蜂が大量発生。大谷も座るドジャースベンチ前では選手たちも困惑気味だ。数百匹はいるであろう大群を眺めていた。

 試合開始を待つ間、球場ではビートルズの名曲「Let It Be(レット・イット・ビー)」が流れ始めた。タイトルと、蜂の「bee」をかけたと思われるBGMのチョイスに、ネット上の日本人ファンからは「ユーモアあっていいね」「Let It Beを球場に流してじわる」「DJのセンス」「蜂のせいで試合が遅延して、let it be 流すのは草」「なかなか洒落がきいてるなと」「蜂の大量発生でLet it be流すとか、そういう所好き」「マジでセンスあるなw」と驚きの声が上がっている。

 試合遅延はファンの怒りが噴出しそうだが、粋な対応で打ち消したようだ。4戦ぶり8号の期待がかかる大谷。本塁打が出れば、沖縄生まれのデーブ・ロバーツ監督の持つ日本生まれの選手による球団最多記録を更新する。

(THE ANSWER編集部)