本拠地レッズ戦

 米大リーグのドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地レッズ戦に「2番・DH」で出場し、延長10回に移籍後初、自身4年ぶりのサヨナラタイムリーを放った。本拠地のファンは総立ちで熱狂。3-2で勝利し、チームの3連勝に貢献した。この日は4打数2安打で打率.353に上昇した。

 2-2で突入した延長タイブレイク。10回表のレッズは無得点に終わり、その裏2死一、二塁で迎えた打席で大谷は、右腕ディアスの速球を弾き返し、右翼線へのヒットに。二塁走者が生還し、サヨナラ勝ち。一塁を駆け抜けた大谷は同僚たちにもみくちゃにされ、最後は水をかけられて手荒い祝福を受けた。表情は笑顔だった。

 中継局のインタビューでは「単打でいいので、ヒットで終わらせたいと。いい形で終わらせられて良かった」と振り返った大谷。「(シリーズの)初戦を落としているので、その後、良い野球ができているので、そこは良いんじゃないか」と濡れ髪のまま語った。

 サヨナラ打を放った打席について「(相手投手のディアスは)独特の球筋なので食らいつくイメージを持って、なんとかバットに当てたいと」とも話した。

(THE ANSWER編集部)