第7戦エミリア・ロマーニャGPでは10位入賞

 自動車レースのF1モナコGPは24日にフリー走行が行われる。前週の第7戦エミリア・ロマーニャGPでは10位入賞を果たした角田裕毅(RB)がスポーツチャンネル「DAZN」のインタビューに登場。「一番ムカついたのは…」とレースを振り返り、本音すぎる言葉に日本ファンも反応。「ストレートな感情表現好きだわ」「これも魅力」などと笑撃が広がっていた。

 DAZNの「Wednesday F1 Time」にリモート出演した角田。番組MCのサッシャ氏、中野信治氏と言葉を交わした。このレースでは13周目でピットに入り、翌周でタイヤ交換を行ったヒュルケンベルグがコースに戻ると、並走しながらも前に出た。巧みなピット戦略で順位を1つ上げ、粘りの展開で10位に入っている。

 7番手スタートから直後に順位を落とし「ヒュルケンベルグの前に行けていたら、メルセデスとある程度、同等の走りができたんじゃないかなって。もちろんフラストレーションがありましたし、ただ間違いなく自分のせいだし、分かっている中で今できることをできるだけやろうと頭を落ち着かせた」とコメント。ただ直後に「(ハースのマシンが)本当にストレート速かったのでムカつきました」と素直に話し、スタジオの2人を笑わせた。

「一番ムカついたのは……」と角田が振り返ったのは、サージェントを抜き去った後のこと。苦労してオーバーテイクしただけに、その後に来ていたヒュルケンベルグをサージェントが抑えてくれることに期待していた様子だが「フラっとやられていた。全然あいつ(ヒュルケンベルグ)タイヤ使わなくていいやん、みたいな(笑)。あいついい感じにタイヤ残していやがるなと思って」と正直に語った。

 角田は33周目に周冠宇(ジョウ・グアンユー)をパス。「せめてジョウは僕が抜かしたらちょっとは」とヒュルケンベルグを抑えてくれることを期待していたという。ただ「バックミラーを見ながら『じゃあね』と思っていたんですけど、その途端にあいつ(ジョウ)ピットに入っていったんで……」と苦笑いだった。「サージェントもうちょっと頑張ってくれよ」とも話した。

 本音を語った角田にX上の日本ファンからは「リアタイしてる時、同じこと思ってた」「ストレートな感情表現好きだわ」「これも魅力」「角田節好きすぎて辛いw」「お腹痛いw」「視聴者と全く同じ感想で笑った」「本音炸裂の角田 いいねぇwww」などと反響が集まっていた。

(THE ANSWER編集部)