今年のゴールデンウィーク(GW)の行楽などに使う予算について、調査会社インテージが全国5千人を対象に聞いたところ、平均の額は2万7857円だった。昨年からほぼ横ばいで、担当者は「新型コロナの5類移行後初のGWで、高水準の賃上げが春闘の話題になった割に予算は増えていない。物価高の影響が色濃く出ている」と分析している。

 調査は3月27日〜4月1日、全国の15〜79歳の男女を対象にインターネットで行った。

 GWの過ごし方は「自宅で過ごす」が34.1%と最多で、「外食に行く」(20.5%)、「ショッピングに行く」(16.7%)と続いた。「国内旅行」は15.6%、「海外旅行」は1.0%。海外旅行はコロナ禍前の6割程度という。