立憲民主党は22日、地元の会合で日本酒を配った梅谷守衆院議員(旧新潟6区)を3カ月の党役職停止処分とし、さらに1カ月の党員資格停止とする処分案を党倫理委員会に諮ることを決めた。

 梅谷氏は1月、地元の新潟県上越市での会合で日本酒を配り、選挙区内での寄付を禁じる公職選挙法に抵触する可能性が指摘されている。梅谷氏は党の調査に、事実関係を認めているという。

 岡田克也幹事長は21日、厳重注意と1カ月の党員資格停止とする案を示したが、常任幹事会で複数の出席者から「軽すぎる」との異論が相次ぎ、処分内容を再検討していた。

 梅谷氏は2月、国会内で報道各社の取材に応じ、日本酒を配ったことを認めたうえで「認識不足、軽率だったことを反省している」としていた。(大久保貴裕)