人気アニメのキャラクターと地元の名所や名産品がコラボ――。人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのキャラクターがデザインされたマンホールのふた2枚が千葉県山武市に寄贈され、設置に先立ち市役所で展示が始まっている。26日までに市内2カ所に設置される。

 市がバンダイナムコグループの「ガンダムマンホールプロジェクト」に応募し、寄贈された。

 ふたのデザインは、さんぶの森公園(同市埴谷)のグリーンタワーや名産のイチゴと「RX―78―2 ガンダム」、九十九里浜や名物のネギと「MSM―10 ゾック」の2種類。同公園と「道の駅オライはすぬま」(同市蓮沼)に設置予定という。

 同プロジェクトは、バンダイナムコグループが地方自治体と協力して地域活性化を図ることなどを目的に設置するもので、2021年11月に市が応募し、先月寄贈された。県内ではほかに香取市で寄贈と設置が予定されている。

 山武市商工観光課の担当者は「ガンダム好きな方にマンホールの写真を撮りに来てもらうことを通じて、山武のことを知ってもらえれば」と話す。(マハール有仁州)