テーマパーク「ハウステンボス」(長崎県佐世保市)に、噴水ショーや水遊びを楽しめる新エリア「ウォーターガーデン」がオープンした。

 完成を祝うセレモニーが4月25日に開かれ、音楽に合わせて最高20メートルほどの噴水が上がり、浅く水が張られた「スプラッシュ・フィールド」で、家族連れらが水遊びを楽しんだ。

 噴水ショーは、音楽と共に噴水の高さや形状が変化する。日中は1回3分間のショーが定期的に披露される。夜にはイルミネーションの中で15分間のナイトショー「ウォーターマジック」も開催される。

 長女の由奈ちゃん(1)と水遊びした佐世保市の小瀬良奈央さん(30)は「ちっちゃい子が水遊びできる施設があまりなかったので、この夏はよく来たい」。

 高村耕太郎社長は新エリアの狙いについて「アトラクション(遊具)に偏らず、園内をバランスよく楽しんでいただける。小さいお子さんを連れて、家族で訪れるきっかけになってくれたら」と話した。(上沢博之)