新潟県内の15歳未満の子どもの数は、今年(4月1日時点、以下同じ)は22万3613人で、前年より7598人少なくなった。県が発表を始めた1981年以降、43年連続で減った。81年(54万8059人)の4割の水準まで落ち込んでいる。

 5日の「こどもの日」に合わせて、県統計課が発表した。

 それによると、子どもの数が県人口(208万550人)に占める割合は10.7%。前年より0.3ポイント下がった。

 年齢別では13歳が1万7990人で最も多く、年齢が下がるにつれて少なくなる。年代別では中学生(12〜14歳)が5万3095人、小学生(6〜11歳)が9万5862人、乳幼児(0〜5歳)が7万4656人。中学生は前年より986人、小学生は2892人、乳幼児は3720人減った。

 2023年9月までの1年間に県内で生まれた子どもは1万1207人。前年より799人少なく、少子化に歯止めがかかっていない。(茂木克信)