【2024年5月22日 星ナビ編集部】

株式会社ケンコー・トキナーから、ねじ込み式フィルターをマグネット式に変換できるアダプターリング「マグネティック・マウント・システム ベースリング/コンバージョンリング」が新発売。価格はオープンプライスだが、同社オンラインショップでは、ベースリングが1,701円(φ49mm)〜2,400円(φ82mm)、コンバージョンリングは1,901円(φ49mm)〜2,500円(φ82mm)(価格はいずれも税込)で販売している。

天体写真撮影の現場では、すばやくフィルターを脱着したり、交換したいシーンが多々ある。まず、誰もが思いつくのは皆既日食撮影で部分食を撮影するためのNDフィルターを外してコロナを撮影、第3接触以後に再び装着するシーンだろう。ねじ込み式のフィルターでは、この操作に手間取り撮影を失敗することもある。皆既日食で焦っている時ならなおさらだ。その他にも、星景写真で「Kenko プロソフトン」などのデフュージョン系フィルターを付けたり外したりする時、最近発売されたピント合わせのための「Kenko ナイトフォーカス」の脱着にも便利に使える。効果の異なるフィルターを付け替える場合は、「コンバージョンリング」を複数用意すればよい。

マグネティック・マウント・システム
マグネティック・マウント・システム(提供:株式会社ケンコー・トキナー、以下同)

※「ベースリング」と「コンバージョンリング」はセットではない、個別の販売です。

フィルターの着脱・交換が素早くでき、Kenko ナイトフォーカスの着脱にも便利
(左)さまざまな効果フィルターの着脱・交換を素早く行うことができる。(右)Kenko ナイトフォーカス(星にピントを合わせるためのフォーカシングツール)の着脱に便利

マグネティック・マウント・システム ベースリング

マグネティック・マウント・システム コンバージョンリング

使い方