○ カブス 9−7 ドジャース ●
<現地時間4月5日 リグリー・フィールド>

 ロサンゼルス・ドジャースがカブスとの乱打戦に敗れ、連勝ストップ。大谷翔平選手(29)は2試合連発となる2号2ラン本塁打を放った。

 初回、キャリア初めてリグリー・フィールドで打席に立った大谷が左中間への二塁打を放つと、その後二死満塁となり、6番テオスカー・ヘルナンデスが先制の2点適時打。早速援護をもらった先発のボビー・ミラーは初回を三者連続三振で終えるも、2回裏に乱調。一死からスワンソンに2号ソロを浴びると、鈴木誠也の2点適時二塁打などこの回5失点。1回2/3でノックアウトとなった。

 4点ビハインドとなった5回表、先頭のムーキー・ベッツが安打で出塁すると、大谷が右翼ポール際へ2試合連発の2号2ラン。さらにウィル・スミスの適時二塁打もあり、1点差へ追い上げた。

 しかし6回裏、この回からマウンドに上がったマイケル・グローブが走者を溜めると、ハップのライナー性の打球を右翼のテオスカー・ヘルナンデスが後逸する三塁打で失点。鈴木には右犠飛を許し、再び4点ビハインドに。

 直後の7回表にテオスカー・ヘルナンデスがミス挽回の2点適時打を放つも、反撃及ばず。8回表には、本塁打が出れば同点の状況で大谷の第5打席を迎えたが、センター定位置付近への中飛。9回表にも一打同点の好機を作ったが、最後はジェームズ・アウトマンが一直に終わり、カブスとのカード初戦を惜しくも落とした。

 この試合の大谷は5打数2安打、1本塁打、2打点。2試合続けて本塁打含むマルチ安打の活躍で、今季成績は打率.286、OPS.850となっている。なお、ドジャースは連勝が4でストップ。日本時間7日に行われる次戦には、山本由伸が先発予定。