○ ヤンキース 5−0 マリナーズ ●
<現地時間5月23日 ヤンキー・スタジアム>

 ニューヨーク・ヤンキースがマリナーズとの地区首位対決に2連勝。アーロン・ジャッジ外野手(32)、ジャンカルロ・スタントン選手(34)が揃って本塁打を放った。

 ヤンキースは2回裏、先頭のスタントンがバックスクリーンへ一直線の12号ソロを叩き込み、先制に成功。続く3回裏には、ジャッジが右中間へ15号ソロを放ち、追加点。さらに7回裏、フアン・ソトの適時二塁打、アレックス・バードゥーゴとアンソニー・リゾの犠飛で3点のダメ押し。打順2番から5番に入った主軸打者5人がそれぞれ1打点を記録した。

 投手陣では、先発ルイス・ギルが7回途中1安打、8奪三振、1失点の好投でチームトップの6勝目。以降をブルペン3投手が繋ぎ、3安打完封リレー。ヤンキースは、連敗で始まった西地区首位マリナーズとの4連戦を五分で終え、直近10戦で8勝2敗。アメリカン・リーグトップの35勝、勝率.673を記録している。

 ジャッジとスタントンが同じ試合で本塁打を記録するのは、プレーオフの試合も含めて通算40回目。この2人に加えてソトも13本塁打を放っており、今季30球団で唯一、3選手が2桁本塁打を記録。チーム本塁打75本で全体1位に立っている。中でもジャッジは2戦連発でチームトップ、リーグ3位の15号。5月は打率.391、9本塁打、OPS1.475という好成績を残し、打線を牽引している。