● 巨人 0 − 3 ヤクルト ○
<10回戦・東京ドーム>

 22日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト』で解説を務めた若松勉氏が、8回のヤクルトの攻撃について言及した。

 ヤクルトは0−0の8回、1番から始まる打順も、この回からマウンドに上がった巨人・高梨雄平の前に西川遥輝が遊飛、丸山和郁が見逃し三振で2アウトとなる。それでも、3番・長岡秀樹が高梨のスライダーを捉え、ライトフェンス直撃の三塁打でチャンスメイク。

 若松氏は「前の丸山の時はアウトコース真っ直ぐで、迷ったと思いますよ。スライダーと思ってきっちり狙って打ちましたよね。入るかと思いましたね」と振り返った。

 続く4番・村上宗隆の高く弾んだショートへの内野安打で三塁走者の長岡が先制のホームを踏んだ。若松氏は「村上の執念ですよね」と一塁へヘッドスライディングし、適時内野安打を勝ち取った村上を評価した。

 続くサンタナは、代わったケラーからバックスクリーン左へ第11号2ランで、この回3点挙げた。若松氏は「すごい音しましたけどね。どこまで行くのかなと思いましたけど、わかりませんでしたね」と、驚く一発。若松氏は8回の攻撃について「長岡の三塁打が大きいですね」と振り返った。

▼高津監督談話
「(長岡秀樹選手スリーベース)なかなかこのゲームチャンスがない中、いろいろ反省するところもたくさんあるとは思うんですけど、2アウトランナーなしからですからね、非常に3点というのは大きかったかと思いますね、あのイニングで取れたというのは。(村上宗隆選手のヘッドスライディング)欲しがっているヒット一本、打点ひとつかなと思いましたね。そういう気持ちは強く持ってグラウンドに立っているんだなと思いました。(ドミンゴ・サンタナ選手のホームラン)大きいホームランでしたね。しっかり振り切ってくれたかと思います。ホームラン狙っていたわけではないとは思うんですけど、あの後に1点で終わらなかったというのは、ゲームを大きく左右したんじゃないかと思いますね」」

▼サンタナ談話
「とにかく甘い球を待って、しっかりとらえることができました。サイもそうですけど、相手のグリフィンも素晴らしいピッチングをしてたので、なかなか点の取れない状況で、貴重な追加点が取れてよかったです。スワローズファンは日本一のファンだと思ってます。いつも応援ありがとうございます。ここ数年間スワローズでプレーできることにとても感謝しています。これからも、チームの勝利に貢献できるように全力を尽くします」

(ニッポン放送ショウアップナイター)