3月26日、B1西地区の長崎ヴェルカは、負傷離脱していたジャレル・ブラントリーをインジュアリーリスト(IL)から抹消した。

 アメリカ出身で現在27歳のブラントリーは、201センチ108キロのパワーフォワード。NBAのユタ・ジャズで2019年から2021年にかけて3シーズン合計41試合に出場した実績を持ち、その後はロシア、NBA下部のGリーグ、プエルトリコへと移籍。オーストラリアでプレーした2022−23シーズンは、1試合平均16.2得点1.7アシスト6.0リバウンドをマークしていた。

 長崎加入1年目の今シーズンは、離脱直前まで33試合中30試合に出場し、1試合平均13.9得点6.4リバウンド3.9アシスト1.7スティールを記録していたが、1月20日・秋田ノーザンハピネッツ戦のディフェンス時に右足を痛めて途中交代。その後の検査で全治未定の「右大腿部内転筋損傷」と診断され、ILに登録されていた。

 長崎は第27節終了時点で18勝27敗の西地区6位。ブラントリー不在の期間中はリーグ戦で4勝11敗と大きく負け越していただけに、頼もしい主力復帰となりそうだ。