3月27日、各地でB1リーグ第28節が開催された。

 東地区首位の宇都宮ブレックスは、敵地で同3位の千葉ジェッツに93−70で快勝。1月21日の第18節から続くリーグ戦の連勝を「16」に伸ばし、クラブ新記録を樹立した。同2位のアルバルク東京も勝利したため、ライバルとのゲーム差は変わらず「2」のままだが、上位対決を制し、地区優勝へ向けて好調をキープしている。

 中地区は、独走態勢の三遠ネオフェニックスが、2位・シーホース三河との直接対決を100点ゲームで制し3連勝。地区優勝へのマジックナンバーを「7」に減らした。また、ワイルドカードも含め、逆転でのチャンピオンシップ進出を目指している川崎ブレイブサンダース、サンロッカーズ渋谷、ファイティングイーグルス名古屋といった中位クラブがそろって勝利。首位と8ゲーム差、3位と3ゲーム差に位置する2位・三河にとっては、プレッシャーがかかる戦いが続きそうだ。

 そして西地区は、CS出場圏にいる首位・琉球ゴールデンキングスと、4ゲーム差で追いかける2位・名古屋ダイヤモンドドルフィンズが勝利。琉球の地区優勝へのマジックナンバーは「11」となった。

 残り14試合となった今節終了時点で降格圏にいるのは、6勝40敗の信州ブレイブウォリアーズと、4勝42敗の富山グラウジーズ。降格圏外にいる8勝38敗の茨城ロボッツとは、それぞれ2ゲーム差、4ゲーム差をつけられている。

■3月27日のB1試合結果
北海道 71−98 A東京
茨城 74−82 仙台
群馬 68−85 秋田
千葉J 70−93 宇都宮
SR渋谷 65−58 信州
富山 63−75 川崎
三遠 102−83 三河
FE名古屋 80−64 横浜BC
京都 83−90 名古屋D
大阪 81−67 広島
島根 64−66 佐賀
長崎 68−76 琉球