4月28日、各地でB1リーグ第35節の第2戦が開催された。

 東地区首位の宇都宮ブレックスは、同3位でワイルドカード争いのトップに立つ千葉ジェッツに85−74で快勝し、東地区優勝を決めた。また、同2位のアルバルク東京は、同4位の群馬クレインサンダーズに80−64でリベンジを果たした。

 混戦が続く中地区は、首位の三遠ネオフェニックスが103−80で同8位の富山グラウジーズに快勝すると、同2位のシーホース三河は佐賀バルーナーズに79−89で敗れた。激しく順位を入れ替えているサンロッカーズ渋谷と川崎ブレイブサンダースは第2戦も激闘となり、79−77でSR渋谷がリベンジ。この結果、2位・三河と、3位・SR渋谷のゲーム差は「1」となった。

 西地区首位の琉球ゴールデンキングスは79−86で同2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズに連敗を喫し、ゲーム差「1」で地区優勝争いは最終節へともつれた。また、同3位の広島ドラゴンフライズは、同4位の島根スサノオマジックに65−51で連勝を飾った。

 ワイルドカード争いは、広島(35勝23敗)が1位、千葉J(34勝24敗)が2位、SR渋谷(33勝25敗)が3位、川崎が(32勝26敗)で4位、島根が(32勝26敗)で5位と、順位が変動した。

 B1残留争いは、信州ブレイブウォリアーズが83−56で横浜ビー・コルセアーズに勝利すると、茨城ロボッツも85−74で仙台89ERSに白星。信州が10勝48敗、茨城が12勝46敗とし、こちらも最終節へともつれることとなった。

 28日のB1試合結果は以下のとおり。

■4月28日のB1試合結果
島根スサノオマジック 51−65 広島ドラゴンフライズ
仙台89ERS 74−85 茨城ロボッツ
秋田ノーザンハピネッツ 65−54 レバンガ北海道
信州ブレイブウォリアーズ 83−56 横浜ビー・コルセアーズ
長崎ヴェルカ 84−66 大阪エヴェッサ
千葉ジェッツ 74−85 宇都宮ブレックス
アルバルク東京 80−64 群馬クレインサンダーズ
三遠ネオフェニックス 103−80 富山グラウジーズ
シーホース三河 79−89 佐賀バルーナーズ
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 86−79 琉球ゴールデンキングス
ファイティングイーグルス名古屋 75−77 京都ハンナリーズ
川崎ブレイブサンダース 77−79 サンロッカーズ渋谷

【動画】田中大貴が残り3.5秒で勝ち越しシュートを沈め、川崎 vs SR渋谷は1勝1敗で最終節へ!