B1は4月28日の第35節終了時点で、「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023−24」への進出を決めているのは、宇都宮ブレックス、アルバルク東京、三遠ネオフェニックス、琉球ゴールデンキングス、名古屋ダイヤモンドドルフィンズの5チーム。各チームのレギュラーシーズンは残り2試合で、最終節までもつれ込む展開となった。

 本稿ではメディアに配布されているチャンピオンシップ進出シミュレーション資料をもとに、現時点で組まれるクォーターファイナルの対戦カード、ワイルドカードの状況を見ていく。

■B1第35節終了時点順位表(上位11位まで)
1位:宇都宮ブレックス(東1位/49勝9敗/.845)※出場確定(ホーム開催)
2位:三遠ネオフェニックス(中1位/46勝12敗/.793)※出場確定(ホーム開催)
3位:琉球ゴールデンキングス(西1位/40勝18敗/.690)※出場確定
4位:アルバルク東京(東2位/46勝12敗/.793)※出場確定(ホーム開催)
5位:名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西2位/39勝19敗/.672)※出場確定
6位:シーホース三河(中2位/34勝24敗/.586)
7位:広島ドラゴンフライズ(西3位/35勝23敗/.603)ワイルドカード上位
8位:千葉ジェッツ(東3位/34勝24敗/.586)ワイルドカード下位
9位:サンロッカーズ渋谷(中3位/33勝25敗/.569)
10位:川崎ブレイブサンダース(中4位/32勝26敗/.552)
11位:島根スサノオマジック(西4位/32勝26敗/.552)

 クォーターファイナルの組み合わせはレギュラーシーズンの順位を受けて、『「自地区1位/3地区間1位」vs「ワイルドカード下位」』、『「自地区2位/3地区間2位」vs「自地区2位/3地区間1位」』、『「自地区1位/3地区間3位」vs「自地区2位/3地区間3位」』、『「ワイルドカード上位」vs「自地区1位/3地区間2位」』という4つの対戦カードになる。

 第35節終了時点の順位をもとに組み合わせると、宇都宮vs千葉J、A東京vs名古屋D、琉球vs三河、三遠vs広島の4カードに。4連勝と好調の広島がワイルドカード上位に浮上し、3連敗と足踏みが続く千葉ジェッツはワイルドカード下位に順位を落とした。

 最終節を前にファイティングイーグルス名古屋が出場争いから脱落。残り2試合で、6チームが3枠を争う構図となった。

 中地区では三河が三遠ネオフェニックス、川崎が横浜ビー・コルセアーズと、ともにダービーマッチ。SR渋谷は残留に向けて2連勝が必須の信州と激突する。

 チャンピオンシップ争いから一歩後退した島根、川崎の2チームは連勝が必要不可欠。他会場の結果次第では、初戦をもってチャンピオンシップ進出の可能性が消滅する。

■B1第36節試合日程
・レバンガ北海道vsアルバルク東京(@北海きたえーる)
・秋田ノーザンハピネッツvs千葉ジェッツ(@CANアリーナ☆あきた)
・大阪エヴェッサvs島根スサノオマジック(@おおきにアリーナ舞洲)
・広島ドラゴンフライズvs琉球ゴールデンキングス(@広島サンプラザホール)
・茨城ロボッツvs宇都宮ブレックス(@アダストリアみとアリーナ)
・群馬クレインサンダーズvs仙台89ERS(@オープンハウスアリーナ太田)
・シーホース三河vs三遠ネオフェニックス(@スカイホール豊田)
・横浜ビー・コルセアーズvs川崎ブレイブサンダース(@横浜BUNTAI)
・サンロッカーズ渋谷vs信州ブレイブウォリアーズ(@青山学院記念館)
・富山グラウジーズvsファイティングイーグルス名古屋(@富山市総合体育館)
・佐賀バルーナーズvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@SAGAアリーナ)
・京都ハンナリーズvs長崎ヴェルカ(@島津アリーナ京都)