【最近気になる注目ワード・39】多くのゲームファンに愛される不朽の名作「ドラゴンクエスト」。今年の11月14日にHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』が発売されると発表されたが、そのパッケージイラストが大きな話題となっている。絶賛と寂しさが入り混じる反響の声を詳しく見ていこう。

●伝説的作品のリメイクパッケージデザインに生島直樹氏を抜擢!


 今回発売されるのは、過去タイトル『ドラゴンクエストIII』のリメイク版。「HD-2D版」とは、ドット絵と3DCGを融合したスクウェア・エニックス社独自のグラフィック表現で、懐かしくも新しい映像でプレイすることができるそう。
 しかし、シリーズ1作目からキャラクターやモンスターのデザインを手がけていた鳥山明氏は今年3月に逝去。そのため今回のリメイク版では、生島直樹氏がパッケージデザインに抜擢された。
 生島氏のデザインに対して「鳥山先生の絵じゃないのは残念だけど、めっちゃカッコいい」「鳥山先生がいないのは寂しいけど、すごくいい絵だよね」と、ネット上では絶賛と哀悼の声が続出した。 今回のデザインはスーパーファミコン版のドラクエ3のパッケージと通じる部分があり、「リスペクトが込められてる!」「めっちゃファン心をくすぐる」とも話題になっている。
 実はドラクエ35周年の際には、鳥山氏本人も「時代の先端を行くゲームデザインの世界では新しい感性の持ち主の参戦も必須でしょう。これからもどんどん進化していくであろうドラゴンクエストシリーズに心から期待します!」とコメントしている。
 もちろん新パッケージに対するファンの反応は肯定的なものばかりではないが、それも鳥山氏のデザインが長きにわたり愛されていたため。生島直樹氏のデザインも、今後多くのファンから愛され続けることを期待したい。(フリーライター・井原亘)
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■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている