2024年4月10日(現地時間)、岸田文雄首相がアメリカのジョー・バイデン大統領へ贈った品が話題です。

これは欲しい...

贈られたのは、伝統工芸品である輪島塗のコーヒーカップとボールペン。

特にコーヒーカップは、「輪島塗コーヒーカップ欲しすぎる...」「めちゃくちゃオシャレ」「普通に欲しい」「めちゃくちゃ好みなんだが...」とSNS上で盛り上がっています。

贈られたのは創業200年の歴史を持つ田島漆器店の「輪島塗 青ぼかしコーヒーカップ」(5万9000円)

漆黒と鮮やかな青、どこか能登半島の海の夜明けを連想させる幻想的な仕上がりです。

専用桐箱(3000円)を付けると6万円を超える価格ですが、輪島塗は国の重要無形文化財。細分化された工程をそれぞれのプロが作り上げる事で、クオリティーの高い漆器が完成します。

職人たちが技術を注ぎ、力を合わせて一つの製品を作り上げた渾身の逸品。価格以上の価値は大いにあるのではないでしょうか。

天然漆を用いる輪島塗は柔らかい質感が特長。強固な下地を施した上での漆塗装は非常に頑丈です。下地に珪藻土を用い、ケヤキをベースにする事で、熱が外に伝わり辛く、熱い飲み物を注いでも外側が熱くならず、冷たい飲み物では結露が起きません。

カップを直接握っても熱さを感じる事がないため、湯呑みやコーヒーカップには取手がついていないスタイリッシュなデザインも魅力的。

蒔絵師によって名入れも行ってくれるので、バイデン大統領と同じアルファベットを入れれば"お揃い"気分が楽しめます。

注文方法は、専用のフォームから。ただいま注文が殺到しているとのことで予約注文ができます。能登半島地震で被災したこともあり、公式サイトには、「1年以内のお届けを目指して再建を進めていますが、様々な状況により遅れる場合はご連絡させていただきます」とあります。

気になる人はチェックしてみて。

※画像は公式サイトより。