40年余りの間、山陰と山陽を結ぶ大動脈を担ってきたJR伯備線の特急やくも号用381系電車が、15日定期運行を終えました。


多くの鉄道ファンに見送られ岡山駅をけさ出発した出雲市駅行きやくも1号。
定期運行する最後の国鉄型特急電車だった381系はこれで一部が予備車両として残るのみになります。

15日、出雲市ではこの列車の乗客と一足先にきのう引退した「国鉄色」と「緑やくも色」という2つのリバイバルカラー編成の乗客を対象にしたツアーの列車撮影会があり、ヘッドマークを次々切り替える「幕回し」などが披露されました。

東京からの男性
「全国的に親しまれたデザインなんで、これがなくなっちゃうのは非常に残念です。」

首都圏や関西圏から来た120人の参加者は予約を取るのが大変だったが貴重なラストランに立ち会えて良かったと話していました。