独創性や将来性のある新しい事業を表彰する「中国地域ニュービジネス大賞」に
鳥取県内の企業5社が入賞し、2日、知事に受賞報告をしました。

32回目となる今年の中国地域ニュービジネス大賞では、アジフライカンパニーとして知られる境港市の「角屋食品」が優秀賞を受賞したほか、鳥取市の「WEST」と「オロル」、岩美町の「フジタ」、倉吉市の「北溟産業」の4社が特別賞を受賞し、入賞9社のうち5社を鳥取県が占める快挙を達成しました。

2日は5社の代表が県庁に集まり、自社の取り組みと受賞の喜びを知事に報告しました。

優秀賞の角屋食品はアジフライに特化した経営を進め、研究開発で味を追求するとともに、マーケティングに基づいて「すみっコぐらし」のキャラクターとのコラボを実現するなど、アジフライの付加価値を高めました。

角屋食品 角谷直樹社長
「当社のアジフライが有名になることも大事ですが、境港産のアジそのものを有名にしたい、付加価値を高めていく、こういう努力を続けていきたいと思います。」

平井知事も各社の努力を讃え、県内産業の牽引役として期待感を示しました。