米ラスベガスに訪れていたマイケル・ファルチさんは昨年12月26日(現地時間)、ホテルのベッドで就寝している際に「経験したことのないような痛み」で、目を覚ましたという。

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ファルチさんは今月、 現地メディア の取材に応じ、そのときの状況について語った。

「誰かにアソコを刺されたような感じでした。鋭利なガラス、ナイフなどで刺されているような痛みでした」

「トイレに行ったら、下着にサソリがぶら下がっていたんです」

「どうやってサソリが部屋に入ったのかさえわからない。ただパンツの下にいるのを見つけました」

*実際に発見されたサソリ*

別の メディア への取材で、ファルチさんは、ホテル従業員の対応は「謝罪の気持ちもなく、とても無愛想だった」と振り返った。

ファルチさん一家は翌27日、予定より1日早く切り上げて、ホテルを退室。ホテルからは補償代が支払われたという。

ファルチさんは病院で、「サソリによる刺し傷」と診断された。米 ABC によれば、現在もファルチさんは治療を受けているという。

「(診察を受けた際、)誰もがショックを受けていて、誰も私の話を信じてくれなかった。私でさえ信じられなかった」

*実際に発見されたサソリ*

ファルチさんは、ホテル側に事故の原因を調査するよう求めた上で、ホテルへの法的措置を検討しているという。

弁護を担当するヴィラグ氏は、ファルチさんはサソリに刺されたことがトラウマになっていると明かし、こう指摘した。

「彼が宿泊した有名ホテルでは、このような事態を避けるための方針や手順があると思います。ですが、それらが確実に守られているかどうかは、また別の問題です」

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