ゴールデンウイーク後半の4連休が始まった3日、国内最大級のフリマ「どきどきフリーマーケット」が美浜区の幕張メッセで開幕し、掘り出し物を求める家族連れらでにぎわった。あす5日までの3日間で約14万人の来場を見込む。

 個人や企業が衣料品や手作りの小物、自動車などを出品。来場者は商品を手に取って品定めしていた。

 出店企業の輸入車ディーラー「ファミリー」は毎回、同フリマを新人研修の場にしている。新入社員の伊藤宗太さん(22)は「来店型と違い自分たちから声をかけるのは不安と緊張があったが、新人同士で助け合いながら販売できた。最終日まで新人チームで頑張りたい」と意気込んだ。

 フードエリアも設けられ、およそ30台のキッチンカーが出店。千葉県産の食材を使用した「千葉県グルメフェス」や「幕張うまいもん祭り」も開催されている。

 妻と子ども2人で訪れた船橋市の市村真人さん(39)は「来場は7、8回目。子どもたちのおもちゃや服を買った。家族が増えてから買い物の内容や回り方が変わってきた」と話していた。

 同フリマは午前11時から午後5時まで。当日券は800円で小学生以下は無料。きょう4日は一般参加者のパフォーマンスステージや国内トップクラスのダンサーたちが「ブレイキン」を披露する。