4月6日から15日までの「春の全国交通安全運動」期間中に、千葉県内で交通違反による取り締まりを受けたのは6360件で、2023年の期間中よりも190件増えました。

 千葉県警のまとめによりますと、4月6日から15日までの10日間行われた「春の全国交通安全運動」期間中の交通違反による取り締まり件数は6360件で、2023年の期間中に比べ190件増えました。

 このうち飲酒運転は31件で、2023年よりも10件増えていて、依然として後を絶ちません。

 また、横断歩道などを渡ろうとする歩行者への妨害は1190件で、2023年より299件増加しました。

 一方、期間中の交通事故の件数は294件、このうち死亡事故は1件で、いずれも2023年より減っています。

 県警の担当者は、「横断歩道に歩行者がいる場合は必ず一時停止を」と呼びかけるとともに、今後も「危険性や悪質性、迷惑性のある運転を積極的に取り締まっていく」と話しています。