女優の橋本環奈(25)が4日、福岡県糸島市内で行われたNHK2024年度後期連続テレビ小説『おむすび』の取材会に出席した。

 連続テレビ小説の第111作目となる『おむすび』は、橋本演じるヒロインの米田結(よねだ・ゆい)が平成時代の”ギャル文化”と出会い、栄養士となり、目には見えない大切なもの(縁、時代、人)を次々と結んでいくストーリー。今回のロケ地の糸島市に隣接する福岡市出身で、家族でよく訪れていたというなじみ深い街での撮影に橋本は「地元の方たちが温かく『おかえり〜』って言ってくれるのがうれしい」と笑みを浮かべた。

 3月下旬から撮影が始まったが。「自転車で田んぼ道を爆走したりするんですけど、本当に景色がきれい。食べ物、海も山も畑も全てが結にとって大切な宝物みたいな場所なんだろうなって思いながら演じている」と自然豊かな中でのロケを満喫している様子。この日は高校の制服姿で登場したが、ドラマの中ではギャルファッション姿を披露し、パラパラも踊る。「爪が長くて何もできなかった。スタッフさんに『すみません』っていいながら靴下はかせてもらったり」と笑った。

 このほか、会見には姉役の仲里依紗(34)、祖母役の宮崎美子(65)、祖父役の松平健(70)ら米田家のキャストも登壇した。