元「SKE48」で、女優の松井玲奈(32)が17日、19日に発売される3年ぶりのエッセー「私だけの水槽」(朝日新聞出版)の発売記念会見を東京都内で開いた。

 作家としても活動している松井は「エッセーを書くのは好きなので、ライフワークにしていけたら幸せだな。書く新ジャンルの開拓でいつか脚本に挑戦してみたい」と新たな願望を披露。今後演じたい役を問われ、「途中で退場する役が多いので、最後まで生きていたい」と笑わせた。

 来年がSKE48卒業から10年となるのを前に大きく変化したことを問われると、「歌って踊らなくなったことじゃないかな」と苦笑い。今回のタイトルに込めた思いについて、「すごく疲れているときにアクアリウムを表現した絵に出会って心が動いた瞬間を忘れられなくて。ごく個人的な水槽の中というのがとてもすてきだなと思った。私自身も心の中に自分だけのものを持ちたいと思った」と説明した。