チャンネル登録者数1000万人を超える大人気ユーチューバーはじめしゃちょー(31)が18日、自身に寄せられた批判に反論した。

 はじめしゃちょーは2021年、新型コロナウイルスのワクチン接種を推進する動画で、河野太郎ワクチン担当相(当時)と対談。河野氏が「アメリカで2億回くらい打ってるんですけれど、ワクチンで死んだ人は1人もいない。断言している。そんなに心配することではない」と説明すると、はじめしゃちょーも「大臣の話を聞いていると、僕も打ちたくなりました」と答えていた。

 しかし今月17日、ワクチン接種後に死亡した人の遺族らが国を相手取り、東京地裁に集団提訴。訴状に動画の件が書かれており、民放のニュース番組で取り上げられたことで、はじめしゃちょーにSNSで批判コメントが書き込まれていた。

 はじめしゃちょーはX(旧ツイッター)に動画を作った意図などを投稿。「当時、河野大臣との対談の機会をいただき、ワクチンについて自分としても気になっており、ウイルスやワクチンの事など何も知らなかったので自分が思う疑問を質問形式でお聞きした動画です。動画内のコメントにも記載しましたが、僕自身、それぞれのワクチンにはリスクもあり、接種するしないは個人の判断だと考えており、僕からの発信も情報の一部として捉えていただけたら良いと思い、動画を投稿しました」と説明。また「広告案件ではない」とし「費用は一切いただいておらず、動画の収益化も行なっておりません」と記した。