◇「JERAセントラル・リーグ公式戦2024」開幕前日共同記者会見

 「JERAセントラル・リーグ公式戦2024」開幕前日共同記者会見が28日、神宮球場で行われ、開幕戦(神宮)で対戦するヤクルトと中日の監督が出席。中日・立浪和義監督(54)は守り勝つ野球でシーズンを戦う展望を語った。

 「戦略的にはやはり、本拠地が神宮球場とは違って非常に広いというところ。投手を含めたディフェンスを大事に1年間やっていきたいなと思っています」

 得点力不足解消に向けては過去3度の打点王を誇る中田(前巨人)の獲得に成功した。4番を任せる考えで「2年間若い選手をたくさん使ってきた中で、やはりチームにとって軸という部分ではなかなか簡単には育つものではない。ですので、今回、中田選手を獲得しました」とコメント。ヤクルト・高津臣吾監督も竜の変化を察知。「中田選手が入ったのは非常に大きい。投手力はもともと非常に整っている」と背番号6の名前を挙げた。

 立浪監督は「全員に期待しています。戦力的にも整ってきました。1年間しっかり見極めながらやりくりします。故障者が出てはいけないんですけど、そういったことも1年間考えてうまくやりくりするのが私の仕事だと思います」と意気込んだ。両監督から開幕投手が中日は柳、ヤクルトはサイスニードと発表された。いよいよ、今シーズンが開幕する。