アーティスティックスイミング（ＡＳ）の日本代表は７日、東京都内で練習を公開した。２０２３年世界選手権金メダルのデュエット・安永真白（２４）、比嘉もえ（１６）組（井村ク）はフリーのテーマを「ブラックパンサー（クロヒョウ）」から「ペガサス」に変更。比嘉は「ガオガオ系から羽ばたき系をやってみたいと思った」と女子高生らしい表現で説明した。

　昨夏の世界選手権で銅メダルを獲得した「クロヒョウ」からの進化を選択した。比嘉は新テーマについて「きれいな感じ。前は『ガオ〜』って感じでしたけど、優雅で強い感じになりました」と話した。鳥の羽根を持つ馬のペガサスはギリシャ神話に登場する、海の神・ポセインドンの子。「水にも関係があったので」と決めたという。

　パリ五輪の会場で行われる５月のＷ杯フランス大会で初披露する予定。衣装も新調するそうで、安永は「楽しみにしていてください」と注目点として強調する。パリ五輪のメダルへ向け、初めて羽ばたく。