5月2〜5日に茨城県つくばみらい市の茨城GC東C(6665ヤード・パー72)で開催される女子プロゴルフの今季メジャー第1戦、ワールドレディスサロンパス杯(賞金総額1億2000万円、優勝2400万円)の開催発表会見が16日、茨城GCで行われた。

 今年は2021年以来3年ぶりに東コースで5度目の開催。同コースでは19年に渋野日向子(25)=サントリー=がツアー初優勝を果たし、全英女子オープン優勝への足がかりにしたことでも注目された場所だ。今回は昨年大会覇者の吉田優利(24)こそ欠場するものの、古江彩佳(23)=富士通、稲見萌寧(24)=楽天、勝みなみ(25)=明治安田、21年大会覇者の西村優菜(23)=スターツ=の4選手が米ツアーから一時帰国して参戦する。

 また昨年の韓国女子ツアー賞金ランク1位のイ・イェウォン(韓国)らも出場。大会2勝目を目指す山下美夢有(22)=加賀電子、18年西コースでの覇者・申ジエ(韓国)もエントリーし、8月のパリ五輪へ向けての熾烈なポイント獲得争いも展開されそうだ。

 東コース開催の過去4回は優勝スコアが通算12〜14アンダー。西村が優勝した21年大会時より総距離が35ヤード伸びたセッティングだが、天候が荒れなければ同様のハイレベルな優勝争いが予想される。