◇17日 サッカー欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦 バイエルン・ミュンヘン1―0アーセナル(ミュンヘン)

 アーセナル(イングランド)はアウェーでバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に0―1で敗れた。後半18分、ドイツ代表MFキミッヒにヘディングシュートを決められた。2戦合計2―3で敗退し、2008―9年以来となる4強進出を逃した。ドイツ代表FWサネの対策として、左サイドバックで先発出場した日本代表DF冨安健洋(25)は後半41分までプレーした。

 昨年12月3日のウルバーハンプトン戦以来の先発だった冨安について、英紙「Daily mail」はチーム2位の7点(10点満点)を与え、「左サイドバックで違いを見せた。敵は彼のサイドに侵入するのが難しいことに気づいた」と高く評価した。

 地元メディア「football.london」は及第点の6点。「(ドイツ代表)サネを相手に良い仕事をした。第1戦で危険だった人物をかなり静かにさせた。しかし、期待したほどには前に出られなかった」と守備面を評価した。

 専門メディア「Pain in the Arsenal」は6・5の評価で、「序盤はサネに苦しめられたが、落ち着きを取り戻し、電光石火のドイツ人選手との1対1でもおおむね良いパフォーマンスを見せた」と寸評した。

 英放送局「SKYsports」、サッカーメディア「90Min」はともに6点の評価だった。(写真はAP)