◇20日 ウエスタン・リーグ 中日3―2オリックス(ナゴヤ球場)

 15年目の左腕、岡田俊哉投手(32)が1年ぶりの復活登板を果たした。1イニングをわずか5球で無安打に仕留め、セーブをあげた。

 3―2と1点リードした9回。高橋宏、藤嶋をつないだ3人目として登板。香月を144キロのストレートで左飛に、広岡を145キロのストレートで右飛に、そして池田を132キロのスライダーで三塁ライナーに仕留める完璧な投球だった。最速145キロだった。

 岡田は昨年2月、楽天との練習試合で投球した際に負傷し、右大腿(だいたい)骨を骨折し、そのまま救急車でグラウンドから搬送される大けがを負った。