◇28日 ロッテ10―1楽天(ZOZOマリン)

 育成選手として今季ロッテに入団し、3月31日に支配下契約を結んだ二保旭投手(33)が9点リードの9回に登板。三者凡退で締めくくり、チームの連敗を7で止めた。

 二保は今季登板2試合目となった24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に2番手で救援登板し、1イニング2/3を投げて、8失点(自責点4)。試合後に吉井理人監督(59)は「今日はちょっと、こっちが出す場面を間違えたかなと思ってる。申し訳ないことをした。すごい恥かかせたんでね。本当に申し訳ないことをしたなと思います」と話していた。

 雪辱のマウンドとなったこの日、二保は期待に応えて無失点。44試合に登板した2015年のソフトバンク時代を投手コーチとして知っている吉井監督は「二保はいろんな経験をしているピッチャー。見かけによらず、しっかりまじめにいつも日々過ごしてくれている子なんでね。ああいうところでも集中して投げてくれて良かったなと思います」と喜んだ。