男子ゴルフツアーの中日クラウンズ(賞金総額1億1000万円、優勝2200万円)が5月2日から4日間、愛知県東郷町の名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70)で開催される。29日は出場選手の最後の一人を決めるジュニア予選の石川遼招待ジャパンジュニア&カレッジマスターズが大会会場で行われ、大阪・東大阪大柏原高3年の東到矢(17)が65をマークして1位となり、本戦の出場を決めた。

 昨年まで2年連続の関西高校選手権2位などの実績を持つ東は初のプロツアー出場。「ドライバーは安定しなかったが、パッティングが良かったのでバーディーを取ることができた。(中日クラウンズでは)プロと回って、プロの良いところを盗んで帰りたい」と抱負を話した。

 また、同日は練習ラウンドが行われ、28日に終わった欧州ツアーとの共催大会のISPSハンダ欧州・日本トーナメントで3位と健闘した木下稜介(32)=ハートランド=や、同大会の7位で愛知県高浜市出身の杉浦悠太(22)らが3日後の開幕に備えて調整した。