低水温で天然アマゴの始動が遅れていた岐阜・飛騨川漁協管内の白川。4月に入ってからは活性が上向きで、増水後にようやく本格化。14日に釣行し、餌とルアーの二刀流で挑んだところ、体高の出てきたヒレピンが楽しませてくれた。 (中日釣ペン・餌取春義)

 早朝から川虫を採取するが、時期的にオニチョロしかいない。タックルは渓流竿6・5〜7メートルに水中糸フロロ0・2号、針5号、ガン玉2B。水位はまだ高め。午前8時スタートで神土地区の淵への流れ込みを狙うが、カワムツの猛攻でポイント移動した。

 段々瀬のヨレで18センチのアマゴが釣れてひと安心だ。その後2匹追加し、道の駅「茶の里東白川」前へ。1匹追加したところで正午、所用でいったん川から上がった。地元の釣り仲間の桂川晃さん(25)が遊びに来ていたので、私の竿や道具を渡してバトンタッチ。所用が終わる午後3時ごろまで釣ってもらった。

 桂川さんはリリースサイズ2匹、キープサイズはバラシで餌がなくなって終了したという。用事が済んで今度はルアーに持ち替え、五加地区に移動した。キャストするとチェイスがありヒット。続いて2匹目は21センチの体高のあるアマゴだった。ポイントを移動して1匹追加。いれば確実に反応してくる状況で活性は高かった。6時に納竿した。

 この日の釣果は餌で4匹、ルアーで3匹、型は16〜21センチだった。白川のアマゴも一気に本番に突入だ。日券1500円、年券6000円、女性・身障者・75歳以上は日券1000円、年券4000円、18歳以下は無料。(問)飛騨川漁協=(電)0574(72)1029

 ※YouTube「えとチャン!TV」でも配信予定。