LCRホンダの中上貴晶は、プロトタイプと現行マシンを乗り比べて83周。「プロトに30周ぐらい乗ったけど、ポジティブな面がなかったので、現行マシンでのテストに集中した」。今季はエンジン供給の関係で走行距離を制限されるテストが続いたが、今回は制限なし。「さすがに疲れたけど、開発の方向性を確認できるテストができた。次のプロトを待ちたい」と前を向く。ワークスのHRCは一歩先を行くプロトを試しており、ホンダは不振脱出に向けて必死の開発が続く。