スペインGPで完全復活を印象づける2位表彰台に上ったグレッシーニのマルク・マルケスは、71周をこなして5番手タイム。「開幕前に比べると、きょうは始めから自信のある走りができた」と、今季からのドゥカティ車両に慣れてきたことをアピールする。現在は自身のライディングスタイルに対し、バイクを少しずつ合わせている段階という。「小さな一歩だが、コースに出るたびに前進している」。ホンダ時代に「絶対王者」と呼ばれた31歳が、着実な進歩を続けている。