◇1日(日本時間2日)MLB ダイヤモンドバックス―ドジャース(フェニックス)

 ドジャースの山本由伸投手が、敵地でのダイヤモンドバックス戦に先発登板し、6イニング5安打、5奪三振で無失点で3勝目(1敗)の権利を得て降板した。これで山本は19日のメッツ戦(ロサンゼルス)の4回以降、15イニング連続無失点となった。

 山本は初回、先頭打者への初球を投げる前にピッチクロック違反をとられるなど、いきなりの四球。遊ゴロ併殺打で2死後、二塁打を浴びて得点圏に走者を背負ったが、前夜に2本塁打した4番・ウォーカーを一飛に抑えた。

 スコア6―0と大量リードをもらった5回には、連続三振を奪うなど徐々にギアアップ。球数が100球に迫った6回は四球と安打で2死一、二塁のピンチを招いたが、内野ゴロで切り抜けた。3回を除いて毎回走者を背負ったが、94球でまとめた。

 チームメートの大谷翔平選手は、休養のため33戦目で今季初のベンチスタート。”大谷抜き”のドジャース打線は2回、6番・パヘスの先制2ラン、1番・ベッツの適時打などで5得点。3回には3番・スミスのソロ、7回にも加点するなど山本を強力援護した。