◇4日 巨人2x―1阪神(東京ドーム)

 巨人の先発、菅野智之投手(34)は打線の援護に恵まれず4勝目は逃したものの、7イニング1失点と好投した。コーナーを丁寧につく円熟の投球で虎打線を6安打1四球に抑えたが、試合後には「昨日の夜、ぎっくり腰になっちゃって」と驚きの事実を明かした。

 悪条件での登板で、直球も最速147キロ止まりだったが「いろいろな経験が生きて、まずまずのピッチングができた」と最少失点でまとめ、さすがの実力を見せた背番号18。腰の状態については「こうやって投げられたんで何も問題ないと思う。(次回以降の登板への影響は)絶対大丈夫です」と頼もしく言い切った。