◇5日 ヤクルト―中日(神宮)

 ヤクルトの小沢怜史投手が今季5度目の先発で初被弾を喫した。4回1死で中日・石川昂に先制ソロを献上。フルカウントからのフォークを左中間席に運ばれた。

 「しっかりやり返せるようにやっていきたい」。前回の中日戦(4月17日・バンテリンドームナゴヤ)は6イニングを2失点。四球からの失点で黒星を喫した。今回は四球を一つも出さなかったが5回には2死から1失点。6イニングを8安打2失点でマウンドを退いた。

 試合はつくったが打線の援護なく、またしても今季初勝利はお預け。球数は今季最多の102球。毎回走者を背負う展開で今後に向けて課題を残した。降板後の小沢は「何もありません」とだけコメントした。