右第五中手骨骨膜損傷により離脱していた中日の中島宏之内野手(41)が7日、リハビリ組から2軍本隊へ合流した。

 4月13日の阪神戦(バンテリンドームナゴヤ)の6回無死満塁の好機に代打で出場した際、右手に死球を受けた。試合後のエコー検査で骨に異常は見られなかったが、状態が改善されないため18日に検査を行った結果「右第5中手骨骨膜損傷」と診断されていた。

 井上2軍監督は「様子を見ながらだけど、今週末の鳴尾浜は連れていく予定。DHで2打席とか代打とかいうような形で出場させようかなと思っています」と明言。10日からのウエスタン・リーグの阪神戦での実戦復帰が濃厚となった。

 この日の中島はナゴヤ球場に隣接する屋内練習場で故障後初めてフリー打撃を行い、「練習に復帰しただけですから」。実戦復帰へ向けて着々と準備を進める。