ワンメークレース「インタープロトシリーズ(IPS)」=東京中日スポーツ後援=の第1大会が11日、静岡県の富士スピードウェイで開幕。アマチュア選手が争うジェントルマンクラス第1戦では、山口達雄(NAVUL)がポールtoウインで2年ぶりの勝利を飾った。

 「予選から調子が良くて『そのまま』と思ったけど、甘くなかった」と、永井秀貴(NETZ NOVEL MIE)と繰り広げた熱戦を楽しそうに振り返る。最後は周回遅れと絡んだ永井を振り切り、「昨年勝っていなかったので、うれしい」と表情を崩した。

 プロクラスは予選を行い、参戦11年目のロニー・クインタレッリ(ララパルーザ)が初めて予選でポールポジションを獲得。2番手に福住仁嶺(キーパー号)が続いた。 (田村尚之)